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静岡県版「アーツカウンシル」 芸術支援の専門機関、設立へ

(2020/3/20 10:30)

 静岡県は2020年度、地域住民の主体的な文化芸術活動を支援する専門機関「静岡県版アーツカウンシル」を設立する。東京五輪・パラリンピックに合わせて展開している文化プログラムの実績を継承し、五輪・パラ後も地域主体の文化芸術活動を継続する体制を整える。
 アーツカウンシルは高い専門性を持つスタッフを配置し、演劇や音楽、美術展など地域の文化芸術活動に取り組む団体への助成や助言、事業成果の評価などを行う「伴走支援」型の機関。地域の文化活動や団体を把握し、国の施策や先駆的な取り組みを調査する。研修会や講演会、相談会の開催も担い、地域の活動を総合的に支える。
 横浜市などが先駆的に取り組んでいるが、県は現在展開している文化プログラムの活動を生かし、五輪・パラ後に独自のレガシー(遺産)として地域に根差した取り組みを継承する方針だ。
 文化プログラムは有識者らの推進委員会が中心になり「全国」「県域」「地域密着」の3区分で文化芸術活動を支援。アーツカウンシルはこの取り組みを引き継ぐ形で21年1月の始動を目指し、代表者になるプログラムディレクターらを選考する。県は20年度一般会計当初予算に設立準備費1700万円を盛り込んだ。
 渋谷浩史県文化・観光部理事はアーツカウンシル設立の狙いについて「文化プログラムで生まれた地域と文化を融合する動きを拡大させたい。県民の文化的な生活水準の向上にもつながる」と強調した。

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