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銅鐸形土製品が出土 袋井・大門遺跡、弥生時代知る手掛かりに

(2020/3/20 11:26)
大門遺跡から出土した銅鐸形土製品=袋井市役所浅羽支所
大門遺跡から出土した銅鐸形土製品=袋井市役所浅羽支所

 袋井市はこのほど、同市高尾の大門遺跡で「銅鐸(どうたく)形土製品」が出土したと発表した。県内で見つかるのは角江遺跡(浜松市)に続いて2例目。同市生涯学習課によると、弥生時代終わりごろの祭器とみられ、担当職員は「当時の袋井を知る手掛かりになる」としている。
 発見されたのは、弥生時代に祭祀(さいし)で使用していたとされる銅鐸を模倣した幅5センチ、高さ6・4センチの土製品。同時に弥生土器も出土した。銅鐸そのものが見つかっていない埼玉、群馬両県でも確認されていることなどから、銅鐸の代用品であることが推測されるという。
 大門遺跡の発掘調査は袋井駅南土地区画整理事業に伴い、同課が昨年7月から実施。これまでに弥生から鎌倉時代ごろと見られる住居跡などが見つかっている。土製品は同遺跡の出土品見学会でお披露目する予定だが、新型コロナウイルスの感染拡大で開催時期は未定。担当者は「当時の人の手の痕跡も残っていて興味深い。形もかわいらしく早く見てもらえるようになれば」と話した。

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