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県指定文化財、2件答申 浜松の金銀装円頭大刀など 保護審議会

(2020/3/18 13:00)
金銀装円頭大刀=16日午後、浜松市役所
金銀装円頭大刀=16日午後、浜松市役所
長泉町の原分古墳で出土した金銅装馬具などの遺物一括
長泉町の原分古墳で出土した金銅装馬具などの遺物一括

 静岡県文化財保護審議会は17日、浜松市中区の鳥居松遺跡で発掘された金銀装円頭大刀(たち)と、長泉町の原分古墳で見つかった金銅装馬具など遺物一括について、県指定文化財に指定するよう川勝平太知事に答申した。いずれも古墳時代の文化財で、県指定文化財は552件になる。
 同市教委によると、金銀装円頭大刀は朝鮮半島で6世紀前半に儀礼用に作られたと推定される。鉄の刀身と木製の柄を合わせた長さは76・5センチ、幅4・4センチ。柄の末端部に竜の模様と、ひもを通すハート型の穴が施されている。木製の柄には波形模様が彫られ、装飾で高純度の薄い金、銀の板が貼り付けられ、一部が残存している。
 原分古墳で出土され県指定文化財になるのは、金銅装馬具2組と装飾大刀2点を中心とした副葬品。県によると、古墳時代終末期の7世紀の古墳から出土する事例は少ないといい、当時、県東部を代表する有力者が存在したことを示す上で貴重な史料とされる。

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