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カードゲームで資源考える 静岡のミュージアム、小中高生が図案

(2020/3/15 16:00)
ふじのくに地球環境史ミュージアムが製作中の「HISTORICA」
ふじのくに地球環境史ミュージアムが製作中の「HISTORICA」
真剣な表情で絵を描く絵画教室の生徒たち=2月、静岡市葵区のアトリエ・ニケ
真剣な表情で絵を描く絵画教室の生徒たち=2月、静岡市葵区のアトリエ・ニケ

 ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)が、地球環境と未来の暮らしを楽しく考えるカードゲーム「HISTORICA(ヒストリカ)」の製作を進めている。絵画教室アトリエ・ニケ(同市葵区)が協力し、教室生がカードの絵を描いた。同館展示交流員の吉村有加さん(43)は「ゲームを通して限りある資源について考えてほしい」と話す。
 同館には来館者と展示交流員の対話型展示「地球家族会議」がある。水や食料、エネルギーなどのテーマについて人と環境の最適な関係を考える。
 カードゲームは地球家族会議を担当する吉村さんが「難しい問題を子どもたちに分かりやすく伝えたい」と約1年前に考案した。
 「金属資源」のテーマ用に手作りして使っていたが、来館者から好評で他の展示交流員から使用したいとの要望が出たため、館として作ることにした。
 全28枚のカードには打製石器や携帯電話といった発明品などが描かれている。カードを年代順に並べて歴史をたどりながら生活と地球環境を見つめ直す。
 絵はニケに通う小中高生156人が、主宰者の大森恵さん(57)と講師の大森勇人さん(29)のアドバイスを受けながら描いた。吉村さんが各種1枚を選んだ。
 ヘリコプターの絵が採用された同市立安東中1年の浜川知世さんは「鉄の質感の表現に力を入れた。選ばれてうれしい」と話した。
 カードゲームは3月下旬に完成予定で、地球家族会議で使用していく。落選した作品も含め、子どもたちが描いた全ての絵を同館に展示する予定。

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