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舞台は無人駅、芸術祭が開幕 アート作品、大井川鉄道6駅彩る

(2020/3/7 08:01)
美しい虹が映し出された「レインボーハット」=6日午前、島田市の北五和スポーツ広場
美しい虹が映し出された「レインボーハット」=6日午前、島田市の北五和スポーツ広場
江頭誠さんの装飾作品を楽しむ来場者ら=同、同市のぬくりプラザ
江頭誠さんの装飾作品を楽しむ来場者ら=同、同市のぬくりプラザ

 大井川鉄道(本社・島田市)の無人駅を舞台にした芸術祭「UNMANNED(アンマンド)」(NPO法人クロスメディアしまだ主催)が6日、同市と川根本町の計6駅で始まった。県内外の作家13組によるアート作品が駅舎や駅周辺を彩り、独特な世界観を演出している。22日まで。
 福用駅(同市)近くの北五和スポーツ広場には、国内外で活動する関口恒男さん(63)が制作したドーム型の大作「レインボーハット」が設置された。長さ4メートルほどの木約500本を自在に組んで作られた空間に、水の屈折と太陽光の反射を利用して描いた美しい虹が浮かぶ。
 第18回岡本太郎現代芸術賞で特別賞を受賞した江頭誠さん(33)は、花柄の毛布を素材に衣服やリヤカーの装飾作品を手掛け、抜里駅(同市)西側のぬくりプラザに展示した。衣服は来場者への貸し出しも行っていて「ぜひ作品を着て地域を散策してもらい、人と人とのつながりが深まれば」と話す。
 芸術祭は県文化プログラム推進事業の一環で3回目。今回は新型コロナウイルスの影響で、オープニングセレモニーなど関連イベントを中止し、作品展示と作品制作の体験会のみとした。
 クロスメディアしまだの大石歩真理事長は「屋外展示が多く、人が集約する企画ではないことから実施に踏み切った。多くの来場を期待し、無人駅の活性化に加え、地域のにぎわい創出につなげたい」と話した。

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