静岡新聞NEWS

南アルプスの環境保全考える 静岡で「ふじのくにシンポ」

(2020/2/23 12:00)
南アルプスにおける生物多様性をテーマに行ったパネル討論=22日午後、静岡市葵区のもくせい会館
南アルプスにおける生物多様性をテーマに行ったパネル討論=22日午後、静岡市葵区のもくせい会館

 南アルプスを含む静岡県内の豊かな自然環境と生態系の保全に向け、県は22日、「ふじのくに生物多様性地域戦略シンポジウム」を静岡市葵区のもくせい会館で開いた。約110人が参加し、リニア中央新幹線工事に伴う影響にも触れたパネル討論や特別講演を通じて必要な知識を深めた。
 討論のテーマは「南アにおける生物多様性」。2018年3月に完成した「ふじのくに生物多様性地域戦略」の策定委員長を務めた岩槻邦男・東大名誉教授、南アをコースにした山岳レースで活躍する同市消防局の望月将悟さん、静岡ライチョウ研究会の朝倉俊治会長、南ア高山植物保護ボランティアネットワーク事務局の鵜飼一博さんがそれぞれの立場で自然や生物の魅力、保護活動の苦労や喜びなどを紹介した。
 会場からはリニア工事の環境への影響を問う質問もあり、岩槻名誉教授は「十分な調査をやらないといけない。『こうなるかもしれない』ではなく、専門家が『こうなればこうなる』と言えないと、科学的な説得力がない」などと答えた。

静岡芸能・文化の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト