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静岡市が「家康公研究室」 整備中の旧青葉小跡、市民向け拠点に

(2020/2/7 08:01)

 静岡市が同市葵区の旧青葉小跡に整備を進めている歴史文化施設の中に、徳川家康の研究に主眼を置いた「家康公研究室」の設置を計画していることが、6日までの関係者への取材で分かった。2022年秋以降に開館する予定の同施設の目玉として、学芸員や子どもを含む幅広い年代の市民が自発的に家康について研究するための拠点として活用する。
 研究室には学術的な家康関連の書籍や資料を置く方針。通常は学芸員や家康研究に取り組む市民らが調べものをする際に使用し、学芸員、専門家らによる講座や研究発表会を開いて交流の場としての活用も目指す。壁をガラス張りにして室外から研究の様子も見学できるようにする。会員制にする案も出ていて、学会誌のような冊子の作成も検討する。
 市は本年度まで、施設予定地に隣接する駿府城公園で発掘調査を実施していて、天正期(1573~1593年)や慶長期(1596~1615年)の天守台跡が次々と見つかった。市によると、発見で「駿府城や家康に対する市民の関心が高まっている」ことから、同施設と発掘現場、東御門・巽櫓(たつみやぐら)を家康や駿府城について学び、理解を深めるための拠点とする。
 同施設は21年秋に開館する予定だったが、建設予定地から戦国時代末期の道や石垣の遺構が発見されたため、遺構を保存、展示するために設計を見直し中で、開館時期が変更された。

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