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多様性、児童向けに描く 視覚障害の福島さん(浜松)が出版

(2020/1/9 09:44)
福島憲太さんと、出版した児童書「ひかりあれ!2分の1成人式の前に、家族について調べてみた」
福島憲太さんと、出版した児童書「ひかりあれ!2分の1成人式の前に、家族について調べてみた」

 浜松市中区の出版社「読書日和」代表で視覚障害のある福島憲太さん(36)がこのほど、障害や多様性をテーマにした児童書「ひかりあれ!2分の1成人式の前に、家族について調べてみた」を出版した。福島さんは「作品を通し、自分とは違う他の人に思いをはせてほしい」と話す。
 ダウン症の妹がいる小学生「あかり」が、作文で家族を紹介する宿題を出され、悩んだ末、妹の「ひかり」について書くと担任の目に留まり、授業参観で発表するというストーリー。
 作中の絵は、軽度の知的障害がある福島さんの友人、ぽえさん=大阪府=が描いた。
 在住外国人が増える中、ブラジル人を登場させたのも福島さんのこだわり。「多くのブラジル人親子に読んでほしい」という思いに共感し、市内の特別支援学校で通訳の経験がある高橋仁さん(48)がポルトガル語訳を手掛けた。
 高橋さんは「外国人に対する差別についても描かれていて、いい作品だと思った」と話す。
 1冊1600円(税抜き)。ポルトガル語訳が必要な場合は注文時に伝える。問い合わせは「読書日和」<電053(543)9815>へ。

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