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浜松城の価値継承へ 市、古写真や図面情報求む

(2020/1/9 07:40)
浜松城天守門東側から撮影された明治期の写真(浜松市中央図書館蔵)
浜松城天守門東側から撮影された明治期の写真(浜松市中央図書館蔵)
17世紀前半の浜松城の絵図(浜松市博物館蔵)
17世紀前半の浜松城の絵図(浜松市博物館蔵)

 浜松市は、明治初期に廃城になった浜松城の姿を捉えた古写真や図面などの情報を募集している。市は城の歴史的価値の顕在化と継承を目指していて「可能な限り本物に近い形で城を復元するための根拠にしたい」(担当者)と所有者に協力を呼び掛けている。
 現在の浜松城天守閣は戦後復興のシンボルとして1958年に建設されたもので、外観や構造の具体的な根拠はない。市公園課によると、浜松城は江戸時代に描かれた絵図が数点残っているが、写真は城が取り壊された後のものしかないという。
 市は2010年に浜松城の歴史的魅力を向上させるために浜松城公園歴史ゾーン整備基本計画を策定。14年には発掘で出土した礎石の間隔などを根拠に天守門を復元した。ただ、その他の門や櫓(やぐら)などの復元には至っていない。
 同課の担当者は「今まで発掘に頼っていた部分が多かったが、解明できない部分が多い。実際の城が何階建てで、どのような向きで立っていたのかを知る上で写真や図面は非常に重要」と話す。情報提供や問い合わせは同課<電053(457)2353>へ。

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