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尾羽廃寺跡(静岡・清水区)で「心礎」発見 県内最古級

(2020/1/7 08:38)
発見された心礎(静岡市提供)
発見された心礎(静岡市提供)

 静岡市は6日、同市清水区にある県内最古級の古代寺院跡「尾羽廃寺跡」の発掘調査で、寺院内の塔の心柱を支える巨大な石「心礎(しんそ)」を発見したと発表した。同寺は白鳳期(7世紀後半)に創建され、平安時代末ごろには廃寺になったとされていて、心礎が見つかったのは初めて。
 発見された心礎は約90センチ四方で厚さ56センチほど、推定重量は950キログラム。中央部分には仏舎利を入れるための直径36センチ、深さ10センチの穴がある。塔は仏舎利を収め、寺院の中核的な建物だったという。
 市は2019年10月末に発掘調査を開始した。心礎は同年12月、同寺跡の西端で捨てられたような状態で見つかった。塔が立っていたと推定される場所から数十メートル離れた所で発見されたため、市の担当者は「塔の位置について議論が起きそうだ」と話した。
 市は11日午前10時半からと同午後1時から、同寺跡で調査員による発掘調査解説と出土品の公開を行う。小雨決行。参加者は直接会場へ。
 問い合わせは市文化財課<電054(221)1069>へ。

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