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秘密の武器「丁字型利器」 富士山かぐや姫ミュージアム企画展

(2020/1/6 08:13)
全国で4点しか見つかっていない丁字型利器などを眺める来館者=4日、富士市の富士山かぐや姫ミュージアム
全国で4点しか見つかっていない丁字型利器などを眺める来館者=4日、富士市の富士山かぐや姫ミュージアム

 富士市の富士山かぐや姫ミュージアムで、企画展「東海の軍を発す(うみつぢのいくさをおこす) 伝法東平1号墳とヒミツの武器」が開かれている。3月8日まで。
 11日から賤機山古墳展が始まる静岡市立登呂博物館との初の連携企画展。7世紀中頃に築かれた東平1号墳の副葬品をはじめ、静岡市や沼津市、豊橋市など東海地方の古墳などから見つかった埋葬品約1500点が並び、壬申の乱で天武天皇に付いた軍事的指導者の存在や当時の社会状況を伝えている。
 東平1号墳は直径約13メートルの円墳で、内部には武器や馬具など豊富な副葬品があった。中でも朝鮮半島から伝わった“秘密”の武器「丁字型利器」は全国で4点しか発掘されていない希少品。儀礼的道具として使用されたとみられ、富士地域の指導者が渡来人と関わりが深く、技術者集団を束ねる豪族だったことが分かる。
 企画展では全長5・1メートルの横穴式石室の実寸大写真の前に、丁字型利器の現物と復元品を展示。復元品は手に取ることもできる。
 期間中、1月19、26日には連続講座、3月1日にはワークショップを開催。学芸員が解説するミュージアムトークも7回行う。

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