静岡新聞NEWS

駿府城、新たな天守台跡発見 「秀吉の城」小天守か

(2019/12/31 07:51)
小天守があったとみられる天守台跡が新たに見つかった発掘現場=12月25日、静岡市葵区の駿府城公園
小天守があったとみられる天守台跡が新たに見つかった発掘現場=12月25日、静岡市葵区の駿府城公園
新たに見つかった小天守台跡
新たに見つかった小天守台跡

 2018年10月に駿府城公園(静岡市葵区)で見つかった豊臣秀吉の天守台跡に隣接した場所に、新たな天守台跡が発見されたことが30日までに、関係者への取材で分かった。大規模な天守に併設される「小天守」の跡とみられる。渡り廊下のような石垣も発掘され、大小の天守が連結していた可能性が高い。江戸時代より前の城跡で、天守が2基並ぶ遺構が発見されたのは全国初という。市が確認を急いでいる。
 【関連記事】駿府城下「戦国末期の街」跡 静岡市、施設予定地で発見(2019/07/12)
 新たな天守台跡が見つかったのは、秀吉の命を受け、天正期(1573~1593年)に建てられたとみられる天守台の東側。東西22メートル、南北20メートルの範囲で石垣が確認されたという。小天守がある城は、姫路城や熊本城など江戸時代に建造された城では珍しくないが、江戸より前の城跡では見つかっていない。
 18年10月に見つかった天守台跡は、慶長期の1607年に徳川家康が築いたとされる城とほぼ同じ場所にあり、駿府に家康と秀吉がそれぞれ築いた城があったとして、全国の歴史ファンから注目を集めた。秀吉が築いた城に小天守があったとなると、さらなる話題になりそうだ。

静岡芸能・文化の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿