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谷文晁の富士山図を解説 富士宮で世界遺産センター教授が講座

(2019/12/14 08:19)
講話する松島仁教授=12日午後、富士宮市立中央図書館
講話する松島仁教授=12日午後、富士宮市立中央図書館

 富士宮市立中央図書館は12日夜、県富士山世界遺産センター(同市)の松島仁教授による講座を同館で開いた。センターで開催中の冬季特別展との連動企画で、谷文晁や葛飾北斎、酒井抱一ら同時代に活躍した絵師たちの画業を解説した。
 松島教授は「富士山が一つの絵画ジャンルとして確立されたのは江戸時代」とし、北斎の代表的な作品を紹介した。特別展で展示している「写山楼」と号した富士山の画家・文晁の描いた富士山図を取り上げ、若いころに描いた写実的な富士山から三峰型に定型化された老年期に至る画風の変遷を示した。狩野伊川院栄信ら狩野派の画家についても作品の特徴を説いた。
 特別展は2020年2月2日まで。「谷文晁×富士山-山を写した時代の寵児(ちょうじ)」と題し、文晁の手掛けた富士山図などを展示している。

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