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伝えよう「浦川歌舞伎」 浜松・佐久間、児童が学習発表で熱演

(2019/12/1 07:43)
浦川歌舞伎の継続を願い「白浪五人男」を演じる児童ら=30日午前、浜松市天竜区佐久間町の浦川小
浦川歌舞伎の継続を願い「白浪五人男」を演じる児童ら=30日午前、浜松市天竜区佐久間町の浦川小

 浜松市天竜区佐久間町の市立浦川小で30日、児童による浦川歌舞伎の上演が行われた。今年9月の定期公演をもって休演した地域の伝統芸能を、児童らが後世に伝えようと企画。地域住民約130人を前に、「白浪五人男」を熱演した。
 同校の学習発表会のメインイベントとして上演。定期公演にも出演した3~6年の10人がステージに立ち、同歌舞伎の代表的な演目に挑戦した。高学年の5人が盗賊役を演じ、口上を述べたり、見えを切ったり堂々とした演技を披露した。主役の日本駄右衛門を演じた柴田優佑君(6年)は「なくなるのは寂しいと思い、みんなで演じることにした。後輩にも受け継いでほしい」と話した。
 保存会の大沢重夫会長(71)は「いい舞台だった。児童が保存の意志を示してくれてうれしい」と語った。今後は地区内外からも広く演者を集め、再演の可能性を探っていく考えを示した。
 浦川歌舞伎は1858年に浦川での公演中に病死した江戸の歌舞伎役者尾上栄三郎をしのぶ地歌舞伎。保存会が年に一度の定期公演を開いてきたが、人口減や担い手不足などを理由に休演を決めた。

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