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宝塚男役の“花” 明日海さん(静岡出身)退団「全てささげた」

(2019/11/25 07:43)
延べ1万人のファンに囲まれ、笑顔で手を振る明日海りおさん=24日午後8時半ごろ、東京都千代田区の東京宝塚劇場前
延べ1万人のファンに囲まれ、笑顔で手を振る明日海りおさん=24日午後8時半ごろ、東京都千代田区の東京宝塚劇場前
約17年の宝塚人生を振り返る明日海りおさん=24日午後6時50分ごろ、東京都千代田区の東京宝塚劇場
約17年の宝塚人生を振り返る明日海りおさん=24日午後6時50分ごろ、東京都千代田区の東京宝塚劇場

 宝塚歌劇団花組トップスターで静岡市出身、明日海りおさんの退団公演が24日、東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた。明日海さんは「宝塚に全てをささげ、男役として生きることに懸けてきた。人生を懸けて夢中になれるものに出合い、続けてこられたことは奇跡」と舞台で語った。客席からすすり泣きの声が響き、拍手が送られた。
 公演後、退団を惜しむ延べ1万人のファンで劇場周辺が埋まる中、明日海さんが声援に応え、歩いた。

 ■「最後の男役」に寂しさと充実感 退団会見
 明日海さんは東京宝塚劇場での退団公演後、記者会見した。トップ在任の5年を含めた約17年を振り返り、「背中の羽根をもう背負うことはないと改めて思った」と声を震わせ、「男役として舞台に立つのが最後だと思うと寂しい。幸せな宝塚人生だった」と語った。公演は同歌劇団で過去最多の国内外計189カ所でライブ中継された。会見内容は次の通り。

 -宝塚はどんな場所だったか。
 「全てだった。夢もあこがれも、大好きも。つらいこともあった。仕事でもあり、いろいろな要素の詰まった場所だった。明日(25日)からは“わが心の古里”も加わる」

 -目指した男役は。
 「自分の持ち味だけに頼るのは悔しいので、フェアリータイプに収まらない骨太な男役になりたいと思った。役ごとに魅力を開発し、お客さまに届けようと努めた」

 -後輩に贈る言葉は。
 「自分が宝塚ファンになった当時の役者さんへのあこがれが強く、そこには到達できなかった。もっとできたのにと。後輩が今よりすてきになっていくのを見ることが今後の生きがいになるのでは。今しかできないことを突き詰めてほしい」

 -今後の予定は。
 「あすも何も予定を入れていません」

 

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