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新屋常夜灯、江戸末期に建造か 住民有志が記述発見 袋井

(2019/10/19 09:09)
新屋常夜灯を見守る「新屋の歴史を調べる会」のメンバー=袋井市新屋
新屋常夜灯を見守る「新屋の歴史を調べる会」のメンバー=袋井市新屋
文久年間建造を示す文字が書かれた窓枠の一部(住民提供)
文久年間建造を示す文字が書かれた窓枠の一部(住民提供)

 袋井市新屋の住民有志でつくる「新屋の歴史を調べる会」がこのほど、地元の「新屋常夜灯」の内部から、文久年間(1861~64年)建造を示す記述を発見した。市内には現在50基の常夜灯が残っているが、建築年が判明していないものが多い。同会の鈴木政春代表(70)は「常夜灯建造に関する重要な証拠が出てきた。市指定文化財の認定に大きく近づいたのでは」と喜びを語った。
 8月下旬、2018年の台風24号による損傷部分を修理した際、南側に設置された窓枠の裏側に「文久年間二加賀屋源十造之-」との記述を確認した。同会は09年にも「文久二年六月造之-」と書かれた棟木を常夜灯の中から発見している。本体には直接付随していなかったが、改修年月や大工の名前など窓枠の記述には一致している部分もある。
 同会は市の担当部局に一連の結果を伝えた。市は今後、専門家の協力のもとで常夜灯内部や関係文献などを調査し、来年開かれる文化財保護審議会に報告する方針で、担当者は「資料としての価値は高い」と話した。
 鈴木代表は「地域の財産として、常夜灯を守って行く気持ちが一層高まった。今後の調査に期待したい」と語った。

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