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奉納絵「千羽の鶴」復活 御前崎・駒形神社、60年ぶり修復

(2019/10/9 07:45)
修復作業が完了し、拝殿に設置された絵画「千羽の鶴」=御前崎市の駒形神社
修復作業が完了し、拝殿に設置された絵画「千羽の鶴」=御前崎市の駒形神社

 御前崎市御前崎の駒形神社に伝わる市指定有形文化財の絵画「千羽の鶴」の修復作業が完了し、8日に拝殿に設置された。美術的価値をよみがえらせようと、神社と氏子総代会が準備を進めた。12、13日の秋祭りで地元住民にお披露目する。
 千羽の鶴は縦1・25メートル、横3・25メートル。1880年に奉納された。鶴の群れが大空から水辺に降り立ち、羽を休める光景が絹地に描かれている。色あせや剥がれといった傷みが激しかったため、静岡文化財研究所(静岡市葵区)に依頼し、半年かけて修復した。市の補助金を活用した。
 絵画裏面の補強材に一部使用されていた本紙の日付などから、60年ぶりの大規模修復と推定される。美しさを取り戻した絵画がトラックで搬入されると、待ち構えた氏子総代会のメンバーが据え付け作業に当たった。
 鈴木敏孝会長(75)は「素晴らしい絵画に生まれ変わり、うれしい限り。多くの住民に見てもらいたい」と話している。

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