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エジプト人形棺“帰宅” 熱海・沢田政広記念美術館

(2019/10/2 08:48)
貸し出し展示を終えて返却された「エジプト人形棺」=熱海市立沢田政広記念美術館
貸し出し展示を終えて返却された「エジプト人形棺」=熱海市立沢田政広記念美術館

 文化勲章受章者で熱海市名誉市民の彫刻家沢田政広(1894~1988年)の貴重なコレクションの一つ「エジプト人形棺(ひとがたかん)」が1日、岡山市立オリエント美術館での貸し出し展示を終え、所蔵する熱海市立沢田政広記念美術館に返却された。同館は2日から特別公開する。
 エジプト人形棺は縦186センチ、幅56センチで木製。オリエント美術館が今夏の企画展での展示に当たり専門家へ調査を依頼したところ、外観や表面に記された文字などから紀元前200~300年ごろ、古代エジプトのプトレマイオス朝時代に作られた女性用のひつぎと分かったという。
 沢田は創作活動の参考にするため、国内外の工芸品や古書などを多数集めた。記念美術館はこのうち、4690点を所蔵している。人形棺は沢田が戦後の高度成長期に購入したとみられる。
 特別公開は12月15日まで。オリエント美術館から譲り受けた特製ケースを使い、人形棺を間近で見学できる状態で展示する。

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