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久能山東照宮 神庫、屋根裏で棟札見つかる 1626年建立判明

(2019/9/10 07:11)
神庫の屋根裏で見つかった棟札=静岡市駿河区の久能山東照宮(静岡市提供)
神庫の屋根裏で見つかった棟札=静岡市駿河区の久能山東照宮(静岡市提供)

 静岡市は9日、国指定重要文化財の久能山東照宮神庫の屋根裏で、建立時期や建立に関わった人物を記した棟札が見つかったと発表した。市によると、国宝である本殿の建立時期は判明していたが、社殿群の造営時期がはっきりするのは初めてという。
 明らかになった神庫の建立日は本殿建立の9年後にあたる1626年12月7日。大御所時代の徳川2代将軍秀忠の寄進により、宝物などを保管する「御宝蔵」として建立された。駿河藩主徳川忠長が松平壱岐守正朝を奉行に造営を行ったことも分かった。
 神庫は昨秋の台風24号で屋根が破損し、修理を進めていた。棟札は今年7月、破損した屋根の開口部から屋根裏に入った修理担当者が発見した。
 建築史を専門とする静岡文化芸術大の新妻淳子講師は「社殿群の造営に関しては古記録等から知られるのみだった。同時期に建立されたと伝わる社殿や、久能山東照宮の造営段階および組織を解明する上でも重要な資料」とコメントした。

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