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SPAC、仏と交流深化 宮城監督に芸術文化勲章授与

(2019/4/19 07:27)
フランスのローラン・ピック駐日大使(左)から勲章を受けたSPACの宮城聰芸術総監督=18日午後、静岡市駿河区の静岡芸術劇場
フランスのローラン・ピック駐日大使(左)から勲章を受けたSPACの宮城聰芸術総監督=18日午後、静岡市駿河区の静岡芸術劇場

 フランス政府が県舞台芸術センター(SPAC)の宮城聰芸術総監督に授与する芸術文化勲章の叙勲式が18日、静岡市駿河区の静岡芸術劇場で行われ、ローラン・ピック駐日大使から宮城監督に勲章シュバリエが贈られた。
 ピック大使は、インド叙事詩やギリシャ神話を題材に取り上げてきた宮城監督の創作活動について「文化同士の対話に情熱を注ぎ、日本とフランスの交流を深めてきた」と受章理由を説明した。宮城監督は「演出家は1人では何もできないが、多様性のある寛容な世界の実現に少しでも寄与できれば意味があったと思う」と語った。
 鈴木寿美子理事長は同劇場の開館20周年を報告。「SPACの作品によって、静岡が演劇の都としてさらに発展することを願っている」と期待した。

 ■ノートルダム寺院大火災 仏大使、お見舞いに感謝
 SPACの宮城聰芸術総監督に勲章を授与したローラン・ピック駐日フランス大使は18日、ノートルダム寺院の大火災に触れ「日本の多くの皆さんから温かいお見舞いの言葉をいただき、お礼を申し上げたい。フランス国民は心強く感じている」と感謝の言葉を述べた。
 SPACは、小説「ノートルダム・ド・パリ」を著したビクトル・ユゴー作の舞台「マダム・ボルジア」を5月2日の初演に向けて稽古している。演出の宮城監督は「ノートルダムを愛したユゴーの念を世界が思い起こしている。政治や武力と無縁の力が人々を励ましてきたことを実感する」と話した。

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