「鬼滅」で出版販売の減少幅縮小 16年連続で前年下回る見通し

 2020年の紙の出版物(書籍と雑誌の合計)の推定販売金額が1兆2100億円台となり、16年連続で前年を下回る見通しとなったことが25日、出版科学研究所(東京)の調査で分かった。ただ爆発的にヒットした漫画「鬼滅の刃」の効果などで減少幅は縮小した。

人気漫画「鬼滅の刃」が並ぶ都内の書店=4日
人気漫画「鬼滅の刃」が並ぶ都内の書店=4日

 1~11月期の推定販売金額は前年同期比1・9%減で、19年の3・9%減から改善。「鬼滅―」の小説版もヒットしたほか、新型コロナウイルスの感染拡大で自宅学習の時間が増えたため、参考書や児童書が好調だったことも要因とみられる。
 確定値は来年1月に公表される。

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