はるか、ノスタルジィ
ジャンル映画製作国日本1992年
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はるか、ノスタルジィのあらすじ
綾瀬慎介は、故郷・小樽を舞台にした少女小説「小樽・恋シリーズ」で多くの読者を魅了する人気作家である。小説の挿絵を担当していた親友・紀宮の突然の死をきっかけに、慎介は久しぶりに故郷を訪れる決意をする。そこで彼は自身の作品に熱心なファンだという少女・はるかと出会い、彼女の案内で小樽の街を巡ることになる。美しい風景の中、古風な装いをした謎めいた少年が度々姿を現し、慎介の現在と過去が交錯する物語が静かに紡がれていく。誰もが抱える過去の記憶を繊細で美しい映像表現と言葉で綴ったこのノスタルジックなロマンスは、『転校生』や『さびしんぼう』で知られる山中恒原作と大林宣彦監督のタッグによる第3作であり、ヒロインの石田ひかり、そして勝野洋と松田洋治が一人の男の時間を越えた姿を見事に演じ分けている。過去と現在が織りなす切ない物語が、観る者の心に静かな余韻を残す作品である。



