Q. こどもの友達関係、親が気をつけるべきポイントは?
保育園年長女子。大きくなるにつれ園での友達づきあいで、仲がよくいつも遊んでいる様子の子、仲は良いがそれほどでもなさそうな子と差が出てきました。時々、「今日○○ちゃんに無視された」「△△ちゃんと遊びたかったのに、□□ちゃんが△△ちゃんと遊ぶと言って私は仲間に入れてもらえなかった」などと言うことがあります。
朝夕の送り迎えの時の様子を見ると特に気にすることはなさそうなので、見守っている状態ですが、「本人は傷ついているのかも」という思いもあります。気をつけるべき子どものサインや、親の声かけの仕方など、教えてほしいです。
(相談者:あんこ)
まずは生成AI(Gemini)に聞いてみました
以下、生成AIの見解!? です。保育園の年長さん(5〜6歳)になると、それまでの「その場にいる子とみんなで遊ぶ」という段階から、「特定の気の合う子と約束して遊ぶ」「3人組になると1人があぶれる」といった、急に大人びた(そしてちょっと複雑な)人間関係が始まり出す時期です。
娘さんの「仲間に入れてもらえなかった」という報告を聞くと、親としては胸がギュッと締め付けられますよね。送り迎えの時に楽しそうにしているなら一安心ではありますが、家でつぶやく小さな本音にどう寄り添うべきか、悩まれるのは当然です。
年長さんにとって、この時期のトラブルは意地悪というよりも、「自分の気持ちを通すこと」と「相手の気持ちを思いやること」のバランスを学ぶ、最初の練習場です。
家での愚痴は「心のデトックス」
園の送り迎えで楽しそうにしているなら、娘さんは園の社会生活の中で一生懸命がんばり、折り合いをつけて過ごしています。家で「無視された」「仲間外れにされた」と言うのは、一番安全な場所(ママの前)で、その日のモヤモヤを吐き出してすっきりさせている状態です。深刻に受け止めすぎず、「そっか、それは悲しかったね」とまずは100%味方になって聴いてあげるだけで、娘さんの心はかなり軽くなります。親が「ジャッジ(裁判官)」にならない
「〇〇ちゃん、ひどいね!」と相手を責めたり、「あなたからもちゃんと言いなさい」とアドバイスしたりすると、娘さんは「ママに言うと大事(おおごと)になるな」と感じて、次から言わなくなってしまうことがあります。「お話してくれてありがとう。ママに言えてスッキリした?」と、解決を急がず、感情を受け止めることを最優先にしてください。園の先生を「第2の目」にする
親が園での一部始終を見ることはできません。もし心配なら、連絡帳や送迎時にサラッと「最近、家でお友達との行き違いをポロッと口にすることがあるのですが、園ではどんな様子ですか?」と先生に聞いてみてください。先生の「日中はケロッと他のお友達と楽しそうに遊んでますよ」という一言があるだけで、親の心の余裕が全く変わってきます。専門家の意見は?公認心理師の佐藤さんに聞いてみました
育児相談室を運営する傍ら、テレビ・雑誌・WEBなどの各種メディアで子育てに役立つ心理学を発信する、公認心理師の佐藤めぐみさんに聞いてみました。以下、佐藤めぐみさんのコメントです。お家では愚痴をこぼすものの、朝夕の送り迎えの時は問題なしという現状を見ると、対応としては「見守っている状態」のままでいいと思います。AIのアドバイスも的確で、「親がジャッジしないこと」「続くようなら先生にひと言相談すること」は、特にこういう状況下での大事なポイントと言えます。
親は園の様子を直接見ることができないため、子どもの言葉からあれこれ想像を膨らませがちですが、憶測で一方的に判断してしまうと、不安や怒りばかりが募ってしまいます。現場にいる大人の目を通した”様子“を聞くことで、安心していいのか、何らかの働きかけをした方がいいのかを判断すべきでしょう。
そして、もし同じようなことが連日続いたり、行き渋りをしたり、さらには家での様子が明らかに変わった場合(泣くことが増えた、眠れない、食欲がないなど)は、より具体的な相談を先生にしていくタイミングと言えます。
幼稚園時代の「今日は○○ちゃん・○○君と!」という限定的な遊び方は、とてもよく見られるもので(特に男の子よりも女の子に)、一過性であることが多い印象です。その子を仲間外れにしたいというよりは、「今日は○○ちゃんと遊びたい」という“気分”や“たまたま”が重なって起こることが多いので、過度に心配する必要はありません。もちろん我が子が常にハッピーだったら親も安心なのですが、年長さんではまだまだ「“自分”が“今”したいこと」が優先されがちなため、こういうことも起こってしまうのです。でも、私のこれまでの相談事例を見ても、こういうタイミングが友だちのシフトにつながることも。新しいお友だちと遊んでみたら、「その方が楽しかった!」のようなことです。
“保育園”や”幼稚園“という子どもたちの実社会。1日を見渡せば、本当に様々なことが起こっています。そういう中でもまれることで社会性は育っていくので、基本的には本人がケロッとしているのであれば大丈夫、その回復力をねぎらっていきましょう。
答えてくれたのは……佐藤めぐみさん
公認心理師|オンライン育児相談室・ポジカフェを運営。英・レスター大学大学院修士課程修了(MSc)。専門は0~10歳のお子さんを持つご家庭向けの行動改善プログラム、認知行動療法ベースの育児ストレスカウンセリング。また、子育て心理学を学ぶ場としてポジ育ラボを主宰。ブログにて毎日の育児に役立つ心理学を発信中。◆子育てに関するみなさんのお悩みを募集しています。お気軽にご応募ください!>>>子育てについてのお悩み大募集!(googleフォームが開きます)









