昨年一人部屋を与えた中2娘の自室が汚すぎる!
中学2年になる娘がいます。ちょうど1年前、中学に上がるタイミングで自分の部屋を与えましたが、とにかく片付けができません。着替えた服は脱ぎっぱなし、持ち込んだ食器や洗濯物は溜まる一方…。週末に1日かけての大掃除をしているようですが、1日経てば、また元通りに散らかっています。小さな頃から片付けが苦手だったか?と考えると、リビングの横に設けていた勉強机はそれほど散らかっていた印象もなかったのですが⋯⋯。アドバイスしていただけることがあるようなら、聞かせていただきたいです。(相談社:S)
まずは生成AI(Gemini)に聞いてみました
以下、生成AIの見解!? です。中学2年生という時期、自分だけの空間(個室)を手に入れた解放感と、思春期特有の「内面の忙しさ」が、そのまま部屋の状態に投影されているのかもしれませんね。
リビング横のデスクが綺麗だったのは、お母様の目が届く「公共の場」という緊張感があったから。今の自室は、娘さんにとって「鎧を脱ぎ捨て、誰にも邪魔されないカオス(混沌)を楽しめる唯一の場所」になっている可能性があります。
中2女子にとって、部屋は「生活の場」であると同時に「趣味や感情の展示場」です。まずは仕組みを見直しましょう。
「共有物」の回収ルールだけ決める
部屋の散らかりは自由ですが、「家の食器(コップなど)」と「洗濯物」は家族の共有資源です。「これだけは毎日〇時にリビングへ戻す」という、家全体に影響が出る部分のみにルールを絞ります。「見えない化」を許容する
完璧に畳んでしまうのはハードルが高い時期です。「脱いだ服を入れるだけの大きなカゴ」や「中身が見えない蓋付きボックス」を用意し、「床に落ちていなければOK」という最低限のライン(ズボラ管理術)を提案してみてください。「1日経てば元通り」をポジティブに捉える
週末に1日かけて掃除ができるなら、娘さんには「リセット能力」があります。今は「平日は散らかりを楽しみ、週末にリセットする」という、彼女なりの週間リズムができているのだと解釈し、平日の状態には目を瞑るのも一つの手です。専門家の意見は?公認心理師の佐藤さんに聞いてみました
育児相談室を運営する傍ら、テレビ・雑誌・WEBなどの各種メディアで子育てに役立つ心理学を発信する、公認心理師の佐藤めぐみさんに聞いてみました。以下、佐藤めぐみさんのコメントです。「部屋があまりにきちんとしていると落ち着かない」「そこそこ散らかった部屋の方が居心地がいい」という人も中にはいます。ですが、中学生の子であれば、単純に「面倒くさいから」が大きな理由でしょう。
特に今回の事例の場合、1年前に自分の部屋をもらったということで、年齢的には13歳でも、自室管理歴はまだ1年です。新たな空間(自分の部屋)での片づけのルーティンができておらず、気づけば山積みという状態なのだと思います。
小さい頃、お片づけがある程度できていたとしても、それは親の目の届く範囲で生活していたから。脱いだものや食べたものもリビングにあれば、親がなんとなく片づけてしまうのはよくあることです。でもそれが今自室1か所に集中するようになり、目につくようになってしまったのではないでしょうか。
自分だけの空間だと、自分の好きなように使いたくなるものですし、いったん汚れ始めるとさらに面倒になってとんでもないことに……。これが今の状態だと思います。
AIがすすめている「共有物の回収ルールだけ決める」「見えない化を許容する」は適切なアドバイスだと思います。私物以外は少なくとも1日1回自室から片付け、私物は余裕ある収納箱に収める、これだけで見た目が相当すっきりするはずです。
これを実現するためには、「物が多過ぎないか」をまずチェックしたいところです。私物の量がそもそも多い場合、きれいに納めないと入りきらないことになり、これが「面倒くさい」につながります。自室の棚や引き出しの「枠」の大きさと私物全体の「量」を比較し、物が多いとわかったら、余裕で収まる量に減らしていきましょう。
そして次に試したいのが時間計測です。1日1回その日の片づけをするのに何分かかるのかをスマホ等で測ってみてください。1日分の片づけであれば、数分で済むはずです。山積みのものを片付けるとなると「面倒くさい」となりがちですが、「3分だけ」「5分だけ」とわかれば、少しは腰が上がりやすくなると思います。中学生の女の子ですと、きっと朝は身支度にも時間がかかり、慌てて出ていくことが多いと思うので、夜にその時間を作るといいかもしれません。
思春期になると、自室にこもる子も増え、親も立ち入りにくくなるもの。それもあり、習慣をガラッと変えるのは難しいかもしれません。ですが、親子間のコミュニケーションが円滑であれば、上記の方法に親も関わってあげられるとベストです。「面倒くさい」の認識を「たった3分で済む」に塗り替えていければ、そこそこ片付いているお部屋が定着するはずです。
答えてくれたのは……佐藤めぐみさん
公認心理師|オンライン育児相談室・ポジカフェを運営。英・レスター大学大学院修士課程修了(MSc)。専門は0~10歳のお子さんを持つご家庭向けの行動改善プログラム、認知行動療法ベースの育児ストレスカウンセリング。また、子育て心理学を学ぶ場としてポジ育ラボを主宰。ブログにて毎日の育児に役立つ心理学を発信中。◆子育てに関するみなさんのお悩みを募集しています。お気軽にご応募ください!>>>子育てについてのお悩み大募集!(googleフォームが開きます)








