​<秋季高校野球静岡県予選>駿河総合、エースで中軸、主将の長谷川が投打で活躍 最速更新143キロ 清水桜が丘との初戦に競り勝つ

秋季高校野球静岡県大会予選は16日、1回戦を行った。駿河総合はエースで3番、主将の長谷川聖輝(いぶき)投手が投打の活躍で、難敵・清水桜が丘との初戦に3―2で競り勝った。

最速更新143キロ

先発した長谷川投手は8安打2失点。初回に自己最速を更新する143キロをマークし、108球で完投した。最終回は失策絡みで2死三塁のピンチに、139球のストレート3球で三振に仕留めて逃げ切った。
「最後は監督から『後悔しない球を投げろ』と伝令を受けて、まっすぐで勝負しました。(捕手から)変化球のサインも出たんですけど、自分は真っすぐで行こうと」

勝ち越し打も

打っても2―2で迎えた七回2死三塁での勝ち越し打を含む3安打。
エースで3番という投打の要を担うだけでなく、キャプテンという重責も引き受けた。
「自分がチームを引っ張っていきたかったので、やろうと決心しました。試合以外では負担は多いんですけど、試合中は自分がやるべきことをやるだけなので、問題ないです」と長谷川投手。望月俊治監督は「『俺がやらなきゃ』というのは本人が一番思っているところだね」と、頼もしく感じている。

177センチ、79キロ。秋のシーズン中には145キロに到達し、将来的には変化球の精度、制球力を備えた「バランスのいいピッチャ-に」というのが目標だ。

プロ入りのOBに刺激

望月監督は島田商監督時代も含めてプロ野球選手を3人送り出した実績がある。ソフトバンクの守護神・杉山一樹投手とオリックスの紅林弘太郎遊撃手は駿河総合OB。
望月監督は「(長谷川投手は)まだまだ伸びると思うよ。もっと出力が出せると思う」と大きく育てるつもりだ。本人も「高校時代の(2人の)活躍をよく聞くので、自分もそうなりたいなと思ってます」と、言葉に意欲をにじませた。
(編集局ニュースセンター・結城啓子)
【取材後記】
駿河総合は長谷川投手に加え、竹下航生左翼手、増田瑛翔遊撃手、松本昇磨右翼手の4人が夏からのスタメンで秋の注目度が高いチームです。最終回の1死三塁のピンチに右前にポトリと落ちそうな打球を松本右翼手がスライディングキャッチして、長谷川投手を助けました。「(警戒して)少し前めに守っていました」と松本選手。東海大翔洋との次戦も好勝負が期待されます。
シズサカ シズサカ

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