富士市立
200 100 000=3
002 011 21x=7
常葉大菊川
最高の立ち上がり
初回、死球と臼井遥都投手の単打で2死一、二塁と広げた好機に打席に立ったのは5番遠藤悠陽選手。「(エース)臼井の負担を考えると一分、一秒でも長くベンチで休ませてあげたい。遥都がランナーに出た時は、自分が絶対に、すぐにかえしてあげたいという気持ちでした」

初戦(2回戦)から全試合で先発完投し、疲労がたまるエースを援護したい一心でとらえた打球は、左中間を破る2点適時三塁打に。最高の立ち上がりとなった。
秋のコールド負け
昨秋の県大会2回戦で、常葉大菊川に4―11で8回コールド負け。赤平大和主将は「チームを立て直すきっかけになった」と振り返る。

寮のトイレの壁には、その時のコールド敗戦を報じた新聞記事が張られている。
当時、打撃不調で4番から9番に下がった菊川・小柳祥太郎選手の活躍を伝える内容だった。遠藤選手は夏の4番から秋の8番に打順を下げていた自分の境遇と重ね合わせ、雪辱を期した。「秋は3回チャンスが回ってきてヒット1本も打てず、チーム迷惑を掛けてしまった。次は絶対に、やり返してやるぞっていう気迫を持って臨みました」
中盤、相手ペースに
「序盤は思い通り、攻撃的に入れたけれど、中盤から相手の圧力に対して守りに入ってしまったかな」と戸栗和秀監督が振り返るように、徐々に相手にペースを握られていった。
赤平主将は三回に背中に死球を受けて負傷離脱。遠藤選手も四回の守備で「これまでの疲労が抜けきれない中で、今日の暑さもあって」と右脚にけいれんを起こした。
渾身の直球で三振
最後までマウンドに立ち続けた臼井投手は八回、菊川の佐藤大介選手に対峙し「悔いが残らないように、一番いいバッターに真っすぐで押し切りたい」と渾身の137キロの直球で、11個目の三振に仕留めた。
敗戦の悔しさをかみしめながらも「菊川から二桁三振取れるくらいに成長したのかな」と次の舞台への意欲も口にした。
(編集局ニュースセンター・結城啓子)













































































