ベンチ入り20人のうち3年生は6人。そのうちの一人、大箸彬夫投手が今大会初先発し、7回を8安打4失点で踏ん張り、勝利に貢献した。
浜松開誠館
001 001 201=5
040 000 02x=6
磐田東
先発唯一の3年生
4回戦以降は中1日の日程となるため、各チームにとってエースの消耗を抑えられるかが鍵になる。この日の先発に抜擢されたのが背番号10の大箸投手だった。赤堀佳敬監督は「今日は3年生の学年応援の日。ミーティングで(大箸)彬夫が『ここまで1、2年生が引っ張ってくれたので、ここは僕が頑張る』と頼もしく言ってくれました。1、2年生も『(彬夫に)負けを付けさせない、3年生のために勝ちきるんだ』と言っていました」と明かす。

「緊張し過ぎて夜眠れなかった」という大箸投手だが、二回に打線がつながり一挙4点の援護を受けて、要所で粘った。「このチームは1、2年生が主体で、3年生は主役ではないんですが、自分は3年生全員の代表として投げました」
監督交代、競争激化
今年の3年生が入学と同時に監督が交代した。盛岡大付(岩手)や健大高崎(群馬)で副部長を務め、計6度の甲子園を経験した赤堀監督が着任。両校コーチとしての実績と人脈を通じてレベルの高い下級生が全国から集まってきた。

レギュラー争いは激化し、今年の春の県大会はベンチメンバーのうち3年生は2人だけ。どうしたら試合に出られるかを模索する中で、大箸投手は「1、2年生のサポート役に回りながら、レベルの高い1、2年生のいいところを吸収する」という姿勢で臨むようになったという。
チームへの献身、協力
「(2年生エースの)斎藤(希吉朗投手)のピッチングには柔らかさがある。ストレッチのやり方などでアドバイスを求めたり、斎藤が困っている時には相談に乗ったり。お互いに協力しながら切磋琢磨(せっさたくま)し、成長してきました」と大箸投手。
三塁コーチを担う3年の石川遼主将についても、赤堀監督は「目配り、気配りのできる選手。下級生たちが、力を発揮しやすいようにしてくれている」と感謝する。
3年生の献身が、下級生の躍進を支えている。
(編集局ニュースセンター・結城啓子)












































































