「地下道の階段も大変なので楽に」中心街の交差点に新たに横断歩道設置 まちの活性化へ大きな力に=静岡市

静岡市の中心街にある江川町交差点に11月8日、新たな横断歩道が設置されました。1本の横断歩道が「おまち」の活性化に向けて、大きな力となりそうです。

<静岡市政担当 坂口将也記者>
「JR静岡駅から徒歩5分ほどの場所に来ています。交差点には新たに駅と中心市街地を結ぶ横断歩道ができました」

8日、新たな横断歩道が設置されたのは、静岡市の中心街にある「江川町交差点」です。9年前に東西をつなぐ横断歩道が設置されたものの、車の渋滞などを懸念して南北をつなぐ横断歩道は、これまで設置されていませんでした。

<坂口記者>
「これまでは道路を横断するには、地下道を使用するか、ここから100メートルほど先にある横断歩道を使うしかありませんでした」

<静岡市役所景観まちづくり課 吉川晴英担当課長>
「横断歩道を設置することで、静岡駅方面から市役所、病院などへアクセスが容易になる。また、新静岡駅から街なかへのアクセスが非常にしやすくなる」

街の人からは喜びの声が聞かれました。

<街の人>
「すごく便利だと思います」
Q. 今まではぐるっと回っていた?
「そうです。夏の暑いときも」
「子どもが2人いるのですごい便利になったと思う」
「階段も大変なので、横断歩道できると楽になる」

静岡市は、歩行者の利便性を高めることで、街の活性化につなげていきたいとしています。

<吉川担当課長>
「バリアフリーの観点もそうだが、街中の回遊性向上にもつながると思っている」

ひとつの横断歩道が街なかの人の流れにどんな効果をもたらすのか。「おまち」の活性化に期待が高まります。

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