在日中国人・韓国人・日本人を対象に日本文化のワークショップ開催

＜街ゼミ＞伊豆は文学や歴史・自然など文化的な要素に恵まれている場所です。その魅力を伝え広めるために商店街の中で多種多彩な講座＜街ゼミ＞を開催します。伊豆の湧き立つ湯の香り、四季の移ろいで表情を変える山々、渺漠たる海は、多くの文人・墨客を引きつけます。伊豆を訪れた文豪の名を連ねるだけでも、日本文学の歴史となります。伊豆に逗留し、名作を生み出した文豪も多く、伊豆が舞台となった作品もあります。文豪が心を癒し作品を生み出した旅館、様々な作品に描かれた情景は、今なお各地に残ります。川端康成の名作「伊豆の踊子」は、その代表例である。作品が生まれた当時のままに残る旅館を発ち、天城路をたどれば、そこには作品に描かれた「天城越」の世界が広がることでしょう。このように伊豆市は令和4年に「文学の聖地「伊豆」と温泉 ～癒しを求めた文豪たち～」としてしずおか遺産に認定されました。① 伊豆の歴史伊豆はあらゆる時代の変化の時に登場する舞台となる興味深い土地柄です。明治にはその歴史を探るために正岡子規・夏目漱石が伊豆に訪れました。その歴史をNPO伊豆学研究会理事長橋本敬之先生を招き講座を開きます。② 伊豆文学と女性伊豆文学に登場する女性にスポットをあて、作品ごと、作家ごとにどういった共通点や特徴があるのかを大学教授の石丸憲一先生に講座を開いていただきます。外国語対応として通訳者もいますので日本語に不安がある方も受講できます。③ 伊豆の歴史世界編元韮山高校校長の桜井祥行先生を招き伊豆の歴史の世界編の講座を開きます。桜井祥行先生は2002年「伊豆と世界史―豆州国際化事始め」を出版しています。④ 元伊豆市役所観光商工課勤務の櫻井美鈴さんを講師に修善寺のあまり一般的には行かない魅力ある場所の修善寺観光ガイドツアーを行います。⑤ 伊豆文学（湯ヶ島編）とジオ湯ヶ島に在住する安藤裕夫先生は中学校で国語の教鞭を取り、また退職してからはジオガイドの講師の資格を取得して伊豆文学とジオを絡めたガイドツアーを行います。地政学ともいえる伊豆のジオサイトが文学と関わるのか大変興味深い講座です。⑥ 江戸時代から伝わる「裂き織り」という文化を伝承するために、体験会を開きます。保存会所属の５人の講師を招き、一人の講師に対して一人の生徒という体験会を行います。各回定員５名で８回行います。８回受講することで作品が完成します。

■日時
2023年09月23日～2023年11月04日

■時間
14:00～16:00

■開催日時備考
①　9/23 「伊豆の歴史」橋本敬之先生
②　9/30 「伊豆文学と女性」石丸憲一先生
③　10/1 「伊豆と世界史」桜井祥行先生
④　10/22 伊豆ガイドツアー（修善寺エリア）
⑤　11/4 「伊豆文学とジオ」安藤裕夫先生

■会場
伊豆市修善寺駅前　長倉書店2階　10/22は長倉書店に集合のあと現地に行きます。

■住所
柏久保552-4

■参加者の募集方法
申込期間は後日発表。申し込みはメールにて（nagakurashoten@gmail.com）。申し込み多数の場合は抽選。
参加費の支払いは当日、会場でお支払いください。現金、VISA、マスター、PayPayに対応しています。

■料金情報
有料
各回1100円（税込）

■入場定員
各回5名から16名程度

■アクセス情報(公共交通機関)
伊豆箱根鉄道修善寺駅下車徒歩1分

■アクセス情報(車)
伊豆中央道大仁南ICから車で約８分（3.4km南下）

■主催
NPO修善寺総合研究所

◎詳細等は公式サイトをご覧いただくか、お問い合わせください
https://culturecity-shizuoka.jp/event/detail.php?event_id=340