第８区（４．６７Ｋｍ）ジュニアＢ女子の区間
この区間は中学生と高校生が走る区間で、この中学生と高校生の競走も注目の一つである。
先頭の御殿場市はこの区間に芹沢加菜（沼津西高･１年）を起用し、ここで勝負にでる作戦と思われる。芹沢は県内高校女子のエースらしい走りで、１．５Ｋｍ地点を5分04秒で通過した。２位の静岡市の相川友香（常葉菊川高･３年）と３位の浜松市の宮崎恵（江西中･３年）は並走しながら１．５Ｋｍを5分12秒位で通過していった。４位は富士市の森田瑛海（浜松日体高･２年）が快調な走りを見せている。
先頭の芹沢は２Ｋｍ地点を6分50秒で通過していったが、清水橋の登りを考えてのペース配分と思われる。３Ｋｍ地点は10分31秒で通過した。後続チームに順位変動はないようだ。先頭の御殿場市の芹沢は４Ｋｍ地点を14分04秒で通過、腕振りを切り替え清水橋の登りへ向かった。２位との差が少し広がった感じだ。その後も芹沢は快調に走りきり、トップでタスキをつないだ。16分20秒の区間１位だった。
２位は後半少し離されながらも区間２位の16分42秒で走りきった静岡市の相川がつなぎ、３位は浜松市の宮崎が高校生を相手に好走し、17分08秒の区間６位であった。４位には富士市の森田が安定した走りで16分47秒で走り区間４位でつなぎ、５位は沼津市の笹本真帆（沼津西高･３年）が17分06秒の区間５位 ６位は清水市の居村沙依(清水五中･３年)が健闘して17分37秒の区間７位だった。７位は順位を１つ上げて好走した島田市の杉本知奈美（島田一中･３年）が17分49秒の区間９位でつなぎ、８位は浜北市の山本愛美（浜北西高･１年）が４人抜きの快走で、区間３位の16分45秒で走った。
御殿場市はこの８区で芹沢が後続との差を広げ優勝にかなり近づいた。
区間賞の御殿場市＝芹沢加菜（沼津西高１）
先頭の長泉町の谷奈美（長泉中･３年）は後続との差があるので無理せず軽快に走っている。２位の森町の鈴木奈菜恵（掛川工高･１年）はあまりリズムに乗れない走りだ。３位は清水町の角屋雪乃（清水南中･２年）で快調に走っているが後ろからは４位の函南町の細樅良子（沼津西高･２年）が追い上げてきている。
先頭の谷は１．５Ｋｍ地点を5分28秒で通過した。細樅は１．５Ｋｍ地点で清水町と森町をかなり追い上げてきている。谷は余裕のある走りで２Ｋｍ地点を7分19秒で通過、函南町の細樅はここで森町を抜き３位に上がった。
長泉町の谷は３Ｋｍ地点を11分15秒で通過、ペースも上がり清水橋の登りも腕振りを切り替え快調に走りきりそのままトップでタスキを渡した。17分15秒で区間３位だった。２位には函南町の細樅が順位を２つ上げ16分39秒で見事な区間賞をとった。
３位は清水町の角屋が中学生ながら力走し、17分33秒で区間５位、４位は順位を２つ下げた森町の鈴木がつづき、５位は細江町の鈴木由希江（浜北西高･２年）が県高校駅伝２区で区間賞をとった時と同じ走りをみせつけ１０人抜きで16分49秒、区間２位で走った。６位は金谷町の奥村そら（島田高･２年）が３人抜きで17分58秒、７位は富士川町の植松綾（吉原商高･３年）が19分30秒でつないだ。８位は浅羽町の前島希美（浅羽中･２年）が高校生を相手に力走し４人抜きの17分41秒の区間６位で走りきった。９位は新居町の柴田美帆（新居中･２年）が７人抜きの激走で17分30秒の区間４位と好走し来年以降の活躍が楽しみだ。１０位は福田町の八木優季（磐田南高･１年）が３人抜きの18分35秒でつないだ。
この区間は中学生の活躍が素晴らしく、これからが楽しみな中学生が頑張ってくれたことは大変喜ばしいことだ。
区間賞の函南町＝細樅良子（沼津西高２）
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