RUN de Mark

ペーサー検定
Pacer Proficiency test

Chapter 01
ランニング概論(無料視聴)

Section 01
ランニングとは?

 ランニングとは、人が二足歩行で行う、日本語でいう「走る」という運動のことです。
 二足歩行が可能であれば、幼児から高齢者にいたるまで、人種に関係なく全世界の人に共通に有する能力であると同時に、機械的な道具を使わずに人間が最も早く移動できる手段でもあります。また、人類学的な観点からは、直立二足歩行の進化形といえるでしょう。
 身体動作の視点からみると、ランニングには次のような要件があります。
①肘にある程度の角度をつけて前後方向に振る
②膝を曲げ膝から足首が連動して前方に脚を前に出すことを左右交互に繰り返す
③片足で着地した後、前方に向かって空中に浮かぶ局面がある。
 これらの運動を連続して行うことで前方に向かって素早く移動することができるのです。
 人類のランニングは動物の動作とは少し異なります。四足歩行の動物が前に進む場合は、人間の歩行にあたる常足(なみあし)=ウォーク、ランニングに似ている速足(はやあし)=トロットがありますが、さらにもうひとつ、全身を大きく躍動させながら前に飛んで進む駈足(かけあし)=ギャロップという動作を持っています。そのため、人間がだせるスピードは四足歩行動物には劣ります。
 地球上で最速の動物であるチーターが時速100キロ以上に対して、人類最速と言われる100mの世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)でも時速44.6キロです。
 運動生理学的にランニングは二つに分類できます。一つは、短距離走などのような無酸素運動。そしてもう一つが長距離走の基本である有酸素運動です。
 無酸素運動で使われるエネルギーは、10秒にも満たずに限界がくる「ATP-CP系」と、33秒程度が限界の「解糖系」の2種類があります。
 「走」という漢字は2種類の文字を組み合わせた会意文字のひとつで、上の部分は人が走る姿を表した象形文字、下の部分は人が止まる動作を表した象形文字が組み合わさって成り立っています。
 ランニングは体力向上のための運動として、また、あらゆるスポーツ種目の基礎トレーニングとして幅広く一般的に取り入れられていて、基礎的体力である筋力や心肺機能、持久力の向上だけでなく、下半身の安定など様々な効果が期待されています。

Chapter 01/10

Section 01/10

次へ

今すぐ受検する

BACK