<静岡県市町駅伝>小山町 千葉仁選手、雪辱果たす
小山町の7区千葉仁人選手(14)=須走中2年=が昨年は逃した区間賞を獲得するリベンジを果たし、町の5位入賞に貢献した。
昨年は区間2位。今年こそは一番を狙うと燃えていた。「待機時間に体が冷えて万全でなかった」が、30秒あった吉田町との差を2秒に縮めた。同級生のモア綺蘭選手(14)=同=にたすきをつなぎ「同級生にたすきが渡せるのは光栄なこと。『頑張れ』と声を掛けた」と胸を張った。
4区を走った姉の妃華選手(16)=東海大翔洋高1年=も区間2位の好走。「仁人が区間賞をとれてうれしい」と弟思いの一面をのぞかせた。室伏剛監督(70)は「皆が心を一つによく走ってくれた」とたたえた。