<静岡県市町駅伝>焼津市の青野姉妹 共に練習、2年連続出走

 焼津市は昨年と同じ2時間19分32秒のタイムで完走し、順位は一つ上の14位だった。原田洋一郎監督(70)=自営業=は「持てる力を発揮できた」とレースを振り返った。

青野未翔選手(中央)、愛琉選手(左)の健闘をたたえる父浩久さん=草薙陸上競技場
青野未翔選手(中央)、愛琉選手(左)の健闘をたたえる父浩久さん=草薙陸上競技場

 1区の青野未翔選手(17)=常葉大菊川高2=、3区の愛琉選手(12)=大井川東小6=は、昨年に続き姉妹で一緒に出走。新型コロナウイルス感染拡大による休校期間中、2人で走り込んで体力を付けたという。未翔選手は「けがを抱える中で落ち着いて走れた」、愛琉選手は「去年よりいい走りができた」と充実した表情を浮かべた。
 2人の父で学生時代に陸上競技に励んでいたという浩久さん(43)は「当時開催されていたら出たかった大会」と悔しがりつつ、まな娘たちの活躍を見守った。「家族で楽しむことができ、良い思い出になった」と笑顔を見せた。

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