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観戦解禁、声援を力に 小川航 再開後初得点誓う 11日、ホームで山口戦 J2ジュビロ磐田

 J2磐田のFW小川航基(22)が、ホームのサポーターの前でリーグ戦再開後の初得点を誓う。無観客2試合を経て、次節11日の山口戦(ヤマハ)からは人数を制限しながらも観客が入る。「スタジアムで観戦するのは一味違うというのを見せたい」といつも以上の意気込みを見せる。

ファンの前で再開後初ゴールを狙う磐田の小川航=ヤマハ大久保グラウンド
ファンの前で再開後初ゴールを狙う磐田の小川航=ヤマハ大久保グラウンド

 2月23日の山形との開幕戦で2得点を挙げた小川航だが、再開後の6月28日の京都戦はシュート0。5日の岡山戦も3本の決定的な場面を決めきれなかった。山口戦はエースとして真価が問われる。
 サポーターの後押しを味方に付けることができる点取り屋だ。磐田での通算3得点はすべて本拠地のヤマハスタジアムで奪った。昨夏に期限付き移籍したJ2水戸でも7得点中5ゴールをホームで挙げた。小川航は「闘志あふれるプレーをして、球際などで気持ちを前面に出す。点を取りたい。強く思っている」とスタジアムに戻ってくるファンに結果で感謝を示す。
 フベロ監督も「観客は選手に活力を与えてくれる。日本の国民は(感染防止の)意識が高く、クラブも厳しい基準で予防をして感染者を出していない。いつか通常に戻ることを信じている」と話す。スタンドからの特別な力も借りて、再開後の初勝利の喜びをファンと分かち合う。

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