大根干し圧巻、最盛期1.5万本 三島

 三島市の畑で、たくあん用の大根干しが最盛期を迎えている。白い大根が並ぶ光景は、初冬の訪れを告げる風物詩。竹に大根がずらりと掛けられ、寒風にさらされている。

最盛期を迎えた大根干し=三島市笹原新田
最盛期を迎えた大根干し=三島市笹原新田

 同市笹原新田の本間一平さん(39)方は、11月下旬に大根を収穫して干し始めた。1500平方メートルの畑に竹で編んだ支柱を設け、約1万5千本の大根を干している。本間さんは「ことしは空気が乾燥していて気温もちょうど良い。柔らかな食感で質の高いたくあんができそう」と話した。
 大根は1週間から10日ほど干された後に漬け込まれる。12月下旬には漬け上がる予定という。問い合わせはJA三島函南販売課<電055(971)8217>へ。

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