レジ袋有料化開始 マイバッグ持参、静岡県内小売店混乱なく

 レジ袋の有料化を全国のスーパーやコンビニなどの小売店に義務付ける制度が1日、スタートした。静岡県内の小売店では大きな混乱はなかったが、制度を知らずに戸惑う消費者もいた。

レジ袋の有料化が始まりマイバッグを利用する買い物客=1日午前、静岡市駿河区の天神屋曲金店
レジ袋の有料化が始まりマイバッグを利用する買い物客=1日午前、静岡市駿河区の天神屋曲金店

 有料化の対象はプラスチック製の買い物袋。環境に配慮した素材を使った袋は対象にならず、一部の外食チェーンは持ち帰り用袋の無料配布を続ける。
 弁当・総菜販売の天神屋(静岡市駿河区)は同日から、レジ袋の値段を全サイズ一律3円に設定した。同区の曲金店では、早朝から弁当や総菜を買う利用者が詰めかけたが、店員によると「マイバッグを持参して対応する来店者が増えている」という。
 袋の有料化を知らずに弁当を購入した50代男性は「ごみ袋として使っていたので不便。有料ならなるべく袋はもらわないようにする」と語った。

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