冒険活劇、公募の静岡県民50人熱演 浜松でミュージカル

 第8回「静岡県民ミュージカル」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれた。県西部と静岡市から年齢や経験を問わず公募で集まった約50人が、鑑賞者の前で演劇を披露した。

主人公らの成長を描いた県民参加のミュージカル=浜松市中区のアクトシティ浜松
主人公らの成長を描いた県民参加のミュージカル=浜松市中区のアクトシティ浜松

 劇団四季出身で同ミュージカルの総指揮を務める立花里美さん作の冒険活劇「ノエル」を上演した。天の国の王子ノエルと虹の小人が、修行で訪れた人間界でさまざまな困難に立ち向かう物語。人間界で出会う人々との交流を通して「暴れんぼう」だったノエルが成長していく姿を描き、友情や愛情の大切さをステージで表現した。
 出演者は新型コロナウイルス対策に気を配りながら立花さんらの指導でけいこを重ね、本番を迎えた。初心者から経験者まで演技力はさまざまだったが、力を合わせて一つの舞台を作り上げた。

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