糸魚川―静岡構造線に関心持って 静岡市にミュージアムオープン

2020/11/27 19:49
新しくオープンした「糸魚川静岡構造線ミュージアム」の前で談笑する地質学者の塩坂邦雄さん(右)と運営会社リバティーの福原良佐代表=11月中旬、静岡市駿河区のリバティーリゾート久能山

 新潟県糸魚川市から静岡市にわたり日本列島を二つに分断する大断層「糸魚川―静岡構造線」に関する民間博物館が同市駿河区に開所し、館長で地質学者の塩坂邦雄さん(75)=同市葵区=が「糸静線に関心を持ってもらう拠点にしたい」と意気込んでいる。国の文化審議会は今月、糸魚川市の一部断層を天然記念物に指定すると答申。地元でも観光利用が盛ん。静岡でも機運が生まれることを関係者は期待する。
 10月末にオープンしたのは、「糸魚川静岡構造線ミュージアム」。運営会社が変わり、リニューアルオープンした滞在型リゾート施設「リバティーリゾート久能山」の一角にある。塩坂さんが2017年6月、静岡市清水区の山中で発見した県内最大の露頭(高さ6メートル、長さ30メートル)の写真パネルや、発見を報じる当時の新聞記事などを展示している。
 塩坂さんと、館長就任を打診した運営会社リバティー(同市駿河区)の福原良佐代表(64)は旧知の仲。社名はかつて塩坂さんが経営していた喫茶店「じゆう」に由来する。福原代表は「人が集うことで街ができる。さらに育ててもらえたら」と話している。

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