TeamBuddy
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 「TeamBuddy(チームバディー)」は、静岡新聞SBSが行政や企業と連携し、いつも身近にいて県民一人ひとりをサポートする相棒のような存在になりたい、という思いを込めたプロジェクトチームです。防災について「知る、学ぶ、備える、守る、つなげる、シェアする、つたえる」活動に取り組んでいます。
  県内で大きな地震が起きると、下敷きや生き埋めによる要救助者は最多で2約28,000人に達すると想定されています。優れた嗅覚で被災者を探す災害救助犬について、NPO法人「災害救助犬静岡」の杉山和平顧問に話を聞きました。
OurBuddy#22

しずおか防災人犬の特性生かし人命救助に寄与

NPO法人「災害救助犬静岡」顧問 杉山 和平さん(66) ドッグスクールスギヤマ(菊川市)主宰。1997年に「災害救助犬静岡」設立。2000年にNPO法人化。

犬の特性生かし人命救助に寄与

阪神淡路大震災で救助犬の活動を知り、国内の救助犬活動の草分けである「全国災害救助犬協会(富山県)」の協力も得ながら、訓練を始めました。現在、約50人の会員が20頭余りの犬を訓練しています。

犬にとって捜索活動は「見えない人をにおいで探す」という飼い主(ハンドラー)との「ゲーム」です。救助現場に人がいたり、作業音がしていても活動には影響しません。小型犬は家屋の狭い空間、大型犬は起伏の激しい土砂災害など、犬種ごとに活躍できる現場があります。木造家屋が多く隙間ができにくい日本の倒壊現場に合わせて訓練施設にも工夫を凝らしています。

被害が広範囲でどこから手を付けてよいか判断しづらい現場でも、犬の反応を目安にして効率的な救助活動が行えます。探索用機器は資格者が操作する必要がありますが、犬はにおいを追って自ら移動します。

こうしたメリットと災害現場での実績が認められ、このほど県警と連携協定を結びました。出動要請を受ければ速やかに現場で活動が開始できる体制が整いつつあります。

ハンドラーさんたちは訓練を通じて、愛犬とのきずながより深まると話しています。災害現場は2次災害などのリスクがありますが活動に誇りとやりがいを感じて取り組んでいます。

救助犬の捜索技術を磨くには子どもから高齢者まで、より多くの人を探す訓練が欠かせませんが、「行方不明者役」が不足しています。見つかるまでじっとしていればいいだけなので、ご協力をお願いします。


行方不明者役ボランティアの問い合わせ先/災害救助犬静岡

Tel.0537(36)2274  http://www4.tokai.or.jp/kyujokensizuoka/

杉山和平さん
NPO法人「災害救助犬静岡」顧問 杉山和平さん
倒壊家屋から被災者を探す訓練
倒壊家屋から被災者を探す訓練

INFORMATION

防災講演会

大事な人を災害から守るために

災害の発生を止めることはできませんが、万が一に備えることはできます。まずは、さまざまな立場でどんなことが必要なのか、「知って」「体験して」備えましょう。わたしたちができることを考える、はじめの一歩!です。

日 時/ 2018.7.29[日]
13:00-16:00(開場 12:30)

会 場 :静岡市地域福祉共生センター
(静岡市立南部図書館)
2階視聴覚ホール(駿河区南八幡町3-1)

対象:静岡市在住の方

定員:約100人(申し込み順) 入場無料

講師:減災と男女共同参画研修推進センター 
共同代表 浅野幸子さん

[ 主 催 ] 静岡市駿河区、静岡市女性会館

〈 申し込み 〉

静岡市コールセンター TEL / 054-200-4894

〈問い合わせ〉

駿河区役所 地域総務課 地域振興係

TEL / 054-287-8682 (平日8:30〜17:15)

※駐車場には限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。