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サッカー大好き中学生、練習に汗 J3沼津のチーム「ミスト」

(2019/1/1 07:21)
ミストの練習でボールを追いかける中学生=12月下旬、沼津市内
ミストの練習でボールを追いかける中学生=12月下旬、沼津市内

 「サッカーがしたいのに、学校に部がない」「部活だけでは物足りない」―。サッカーJリーグ3部(J3)アスルクラロ沼津のサッカーチーム「アスルクラロ沼津Mist(ミスト)」は、そんな希望を持つ中学生が集まる場所だ。アスルクラロを運営するアスルクラロスルガの山本浩義副会長(57)は「部活がなかったり、セレクションから漏れたりした子どもたちの受け皿として、ユース以外に別チームを設けているのは、他の県内クラブにはない」と力説する。
 「足止めないで!」「動いて動いて!」
 2018年12月下旬、沼津中央高(沼津市)のグラウンドで、ミストに所属する学校帰りの中学生約20人が必死にボールを追いかけ、汗を流していた。練習は毎週火、水、木曜日の午後7時から9時まで。
 同市を中心に、長泉町や清水町、三島市や伊豆市などの約35人が登録している。週末には、近隣の中学サッカー部やクラブチームを集めた「Foster(フォスター)リーグ」も開催し、実戦力を育てる。
 幼稚園のころからアスルクラロの下部組織でプレーしてきた植松蒼太さん(15)=沼津市立片浜中3年=と下田空良さん(15)=長泉町立北中3年=も、中学進学後はミストに通っている。植松さんは「学校に部がなかったけれど、サッカーは好きで続けたかった。勉強の合間を有効活用できるミストの存在はありがたい」と語る。サッカー部員という下田さんは「他校の選手とも仲良くなれるし、アスルのコーチが教えてくれるので技術を高められる」と利点を挙げた。
 山本副会長は「中学生は一番伸びる時期。心肺機能、筋力、サッカー技術の向上など、部活では達成できない部分をミストでは補うことができる」と強調した。

 <メモ>アスルクラロ沼津Mist 「Mist」は「Most important support team」の略。クラブには15歳以下の選抜チーム「U-15」があるが、そこに入れない子どもたちの受け皿として、2011年に山本副会長が主導して立ち上げた。

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