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浜松日体、55秒差逆転 静岡県高校駅伝・男子

(2017/11/6 07:43)
浜松日体の5区柘植(左)からたすきを受け取り走りだす6区河合=小笠山運動公園
浜松日体の5区柘植(左)からたすきを受け取り走りだす6区河合=小笠山運動公園

 アンカー勝負にもつれ込んだ男子は、鮮やかな逆転劇で決着した。最終7区(5キロ)の3キロ地点。浜松日体の上杉が浜松商の沢木を一気に抜き去った。3区終了時の55秒差をはね返し、反対に44秒差をつけてフィニッシュ。6年前に県V3、全国7位入賞した名門が輝きを取り戻した。
 6秒差でたすきを受けた上杉はすぐさま沢木を捉え2キロ以上並走した。1500メートルで全国総体に出場したスピードランナーは「スパート勝負には自信があった」。相手の呼吸が荒いと見るや、果敢に仕掛けた。勉強に集中するため、引退を決めて臨んだ昨年は1区8位とブレーキ。「このままでは終われない」と1年間を駅伝に懸け、区間新の快走で雪辱した。
 ライバル校に先行されても焦らなかった。自信の源は5000メートル14分台を7人擁する選手層。各校のエースが集まる1区で鈴木創が区間賞を獲得したが、後半4区間にも「県で一番のメンバーをそろえた」(松島主将)と力のある選手を並べ4区太田、5区柘植が区間賞。1週間前に出場を告げられた1年柘植が「オーバーペースになってもいい」と48秒差を3キロで15秒も縮め流れをつくり、6区河合は「首位の背中が見える位置でつなぐ」と浜松商を追い詰めた。
 久々の全国大会は入賞を狙う。「県優勝で満足せず強さを磨いていきたい」と松島。エース太田も「(留学生の多い)3区を走り入賞圏内に入りたい」と都大路を思い描いた。

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