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回顧 J1清水(上)ヨンソン流再建 芽生えた自信と結束力

(2018/12/6 16:20)
ホーム最終戦を終え、サポーターの声援に応える清水のヨンソン監督=11月24日、アイスタ日本平
ホーム最終戦を終え、サポーターの声援に応える清水のヨンソン監督=11月24日、アイスタ日本平

 10月の広島戦でクリスランが全治8カ月の重傷を負い、治療のためブラジルへ帰国する時だった。清水のチームメートは見送りに駆けつけて記念撮影し、その後の名古屋戦終了後にはクリスランの背番号「20」のTシャツを着てホームのアイスタを一周した。今季監督に就任したヤン・ヨンソンが求めるチームづくりの柱、「結束力」を示す象徴的な場面だった。
 清水は昨季、土壇場で残留を決めたが、前監督の小林伸二との契約を解除した。代わって招いたのが、昨季低迷した広島をJ1に残留させたスウェーデン出身の指導者だった。再建を託されたヨンソンは、若手を積極的に起用しチームに一体感をつくり上げていった。清水は組織で戦うスタイルが定着し、5年ぶりの1桁順位でシーズンを終えた。
 春季鹿児島キャンプや開幕前の練習試合は結果が出なかった。だが、ホームに昨季2位の鹿島を迎えた2月25日の開幕戦は0-0で引き分け。粘り強く耐えたことが躍進を予感させ、その後の敵地戦で連勝。ヨンソンは「積み上げていることが正しい方向に向かっている」と周囲の不安を一掃させた。石毛秀樹ら若手にも「失点しても下を向かなくなった」と自信が芽生えた。

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