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<J2清水>取り戻した誇り 大応援団、敵地で力に

(2016/11/21 08:16)
横断幕を掲げ歓喜するサポーターを背にJ1復帰を喜ぶ清水の選手たち=20日午後、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
横断幕を掲げ歓喜するサポーターを背にJ1復帰を喜ぶ清水の選手たち=20日午後、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

 「サッカーのまち清水」の象徴が誇りを取り戻した。20日に行われたサッカーJリーグ2部(J2)の今季最終戦で、清水エスパルスは徳島ヴォルティスに勝って年間2位を確定させ、J1復帰を決めた。先行したが追い付かれ、後半に勝ち越した。エスパルスの激闘に地元静岡市で、敵地徳島でサポーターが歓喜に沸いた。来季は4季ぶりに清水とジュビロ磐田の「静岡ダービー」が復活。ライバルも国内最高峰の舞台で再び清水と戦えることを歓迎した。
 徳島の猛攻に耐え続けた末に、待望のホイッスルが鳴った。角田誠選手(33)の目には涙が光り、鄭大世選手(32)はピッチに倒れたまま動けない。決勝点を挙げた金子翔太選手(21)はチームメートとハイタッチを交わした。観客席から「J1に帰れるぞ」という絶叫が響く。激しい争いを勝ち抜き、つかんだJ1切符。選手とサポーターが一つになって喜びを爆発させた。
 徳島の年間平均入場者数に匹敵する約4千人の大応援団が鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム(徳島)に詰め掛けた。「100%の力を出せば必ず勝てる。後押しするだけ」と富士市の会社員渡辺拓郎さん(28)。試合開始前から徳島側の声援をかき消す大声援で、敵地の雰囲気を“ホーム”に変えた。
 1―1で迎えた後半28分、金子選手の勝ち越しゴールが決まると盛り上がりは最高潮に。終了間際に昇格を争う松本がリードしていることを知ると、「勝たなきゃ駄目だ」「体を張れ」と声を枯らして選手を鼓舞し続けた。
 試合後、「多くを学んだJ2ありがとう」という横断幕が出された。サポーターにもJ2で苦しんだ1年が無駄ではないという確信がある。Jリーグ発足当初から応援活動を続ける「と組」の品田朋宏さん(38)=袋井市=は「フロント、選手、サポーターが一体になったチームづくりができてきた。リスタートできる」と喜びをかみしめた。

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