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<J2清水>鄭大世と大前、昇格導く 最終節

(2016/11/21 08:12)
徳島―清水 金子(左から2人目)の決勝ゴールに歓喜する鄭大世(左)ら清水の選手=鳴門ポカリ
徳島―清水 金子(左から2人目)の決勝ゴールに歓喜する鄭大世(左)ら清水の選手=鳴門ポカリ

 ■最後は“アベックアシスト” 鄭大世が得点王
 清水の総得点の半分以上となる44得点をたたき出した鄭大世と大前の2トップ。最終節は“アベックアシスト”でチームをJ1昇格に導いた。
 後半28分、右サイドに流れた鄭大世が、クロスで金子の決勝点をお膳立てした。自身の連続得点は7試合で止まりJ2新記録は逃したが、「昇格できた喜びに勝るものはない」。試合終了と同時にピッチにあおむけになり、人目をはばからず涙を流した。
 今季から主将を務める大前は、J1昇格決定の瞬間をベンチから見つめた。前半29分、右サイドのFKで犬飼の先制点を演出。その後は守備で貢献し、限界まで走って金子に後を託した。「シーズン当初は(自陣に)引いて守る相手に苦しんだが、最後に引いた相手から点を取れたことがうれしい」と喜びをかみしめた。
 小林監督は「守備に追われる時間もあったが、2トップがいい仕事をした」と後方からのロングボールで仕掛ける徳島に、前線でプレスをかけ続けて守備陣の負担を軽減させた2人をたたえた。
 誰もが認める大前の質の高さとセンス。清水はいつの間にか“エース頼み”のチームになっていた。昨季途中に加入したワールドカップ(W杯)元北朝鮮代表の鄭大世でさえ「自分は黒子に徹する」と、今季序盤も得点を量産する背番号10のために汗をかいた。
 だが、6月4日の町田戦で大前が負傷離脱。チームにとっては新スタイル模索の転機になった。鄭大世は金子ら若手FWに守備の重要性を説いた。チームが苦手としていたセットプレーの守備でも、「後悔だけはするな」とイレブンを諭した。
 鄭大世が得点を量産し、けがから復帰した大前も重圧から解放されたように躍動した。ともに守備に精力を注ぎ、互いに得点を積み重ねて9連勝フィニッシュ。ダブルエースが存在感を示した清水が怒濤(どとう)の追い上げでJ1に帰ってきた。

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