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12日初陣「パラ注目度高めたい」 スノーボードの山本選手

(2018/3/12 07:28)

 2020年東京パラリンピックが控える今だからこそ、冬への挑戦に意味がある。夏季大会陸上競技で三つのメダルを持つ山本篤選手(35)=新日本住設、掛川市出身=は平昌冬季大会への参戦を「『東京』の注目度を高めることが最大のミッション(任務)」と位置付ける。世界屈指の義足のアスリートは、平昌の雪上の先に「夏の東京」を捉え、スノーボードに臨む。
 パラ陸上走り幅跳びでは08年北京、16年リオデジャネイロ大会で銀メダルを手にした第一人者だが、スノーボードは「圧倒的に経験不足」。12日にクロス、16日にバンクドスラロームに出場予定も、メダル圏内との実力差は大きい。
 だが、今回は出場することに意義を求めている。「夏季のメダリストが冬季に出場するとなればメディアなどに取り上げられる。多くの人にパラリンピックを知ってもらうチャンス」。「二刀流」で話題をつくり、人々の関心を引き付けることが20年への追い風になると信じる。
 昨秋、スズキ浜松ACを運営するスズキを退社し、プロに転身した。リオ五輪後、多くの五輪選手がプロ宣言した。だが、パラ選手は東京五輪・パラリンピックの決定後、障害者雇用策として受け入れる企業こそ増えたが、プロ転向は一般的ではなかった。だからこそ、「パラスポーツにプロの道があることを示したい」と決断した。
 東京大会は陸上での金メダルが目標。次の冬季大会の北京を目指すかは現時点で未定だが、「夏冬同じ都市でメダルが取れたら面白い」とも。“鉄人”の新たな挑戦が始まる。

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