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温暖県の快挙、スノボ片山選手を導いた出会い 静岡

(2018/2/15 08:00)
片山来夢選手の演技に歓声を送る古井良子さん(左)と夫副雄さん=14日正午ごろ、焼津市
片山来夢選手の演技に歓声を送る古井良子さん(左)と夫副雄さん=14日正午ごろ、焼津市

 14日の平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で片山来夢(らいぶ)選手(22)=バートン、焼津市=が7位に入った。めったに雪が降らない焼津で生まれ育った若者が、冬季五輪の雪上競技で静岡県勢初入賞の快挙。スキーの国体選手として活躍し、片山家と家族ぐるみで親交のある古井(旧姓服部)良子さん(59)=同市=は「3本目はミスなく力を出し切った演技。楽しそうないい顔だった」とたたえた。
 良子さんと片山家との出会いは偶然だ。夫副雄さん(66)の営む飲食店で片山選手の父渉さんが常連客だった。結婚後、良子さんも店を手伝うようになり、冬季スポーツを通じて交友が始まった。
 良子さんは高校からスキーに打ち込み、国体成年女子B(25歳以上)大回転で準優勝したこともある。だが、「雪国出身者が幼少時に身に付けた雪上での身のこなしには勝てない」とも痛感した。だからこそ、小学生時代の片山選手に、スキー場で思う存分滑れるよう岐阜県の民宿を渉さんに紹介した。「来夢が競技をやりたいのかは分からなかったが、本当に楽しそうに滑っていた。将来、幼少時に雪の上にいたことが生きるかもしれない」。これが、五輪への第一歩になった。
 14日のHP決勝。良子さんは夫副雄さんとテレビ観戦した。現地の応援に出掛けた片山家の愛犬を預かるなど今でも交流は続いている。「ここまでの道のりはさまざまな巡り合わせに導かれたよう」と良子さん。同じ焼津生まれで雪上競技を志した元選手は、“暖県”のハンディを乗り越えた片山選手を誇らしそうに見つめた。

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