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「来夢、メダルつかめ」 小学生時代の“兄貴” 滝さんエール

(2018/2/13 07:40)
調整するスノーボード男子の片山来夢選手=10日、平昌(ロイター=共同)
調整するスノーボード男子の片山来夢選手=10日、平昌(ロイター=共同)
片山来夢選手の小学生時代を振り返りながらメダル獲得へエールを送る滝智弘さん=10日、静岡市内
片山来夢選手の小学生時代を振り返りながらメダル獲得へエールを送る滝智弘さん=10日、静岡市内

 雪に縁遠い静岡県出身者として初めて冬季五輪の雪上に立つ。13日の平昌冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)予選に片山来夢選手(22)=バートン、焼津市=が臨む。原点になったのは岐阜県の民宿に泊まり込んで腕を磨いた小学生時代。いつも一緒に滑ってくれる“兄貴”がいた。民宿の従業員だった滝智弘さん(38)=静岡市駿河区=。「静岡から冬季五輪出場はすごいこと。メダルをつかんでほしい」とエールを送る。
 滝さんは19歳冬から20代半ばまで、「スノボを仕事にしたい」と冬季は岐阜県のスキー場近くの民宿に住み込みで働きながら連日ゲレンデに繰り出していた。20歳の冬、民宿の常連でスキーの元国体選手だった古井(旧姓服部)良子さん=焼津市=を通じ、片山選手の父渉さんと知り合った。傍らには当時、幼稚園児の来夢君がいた。
 片山選手は小学生になると、冬休みと春休みは民宿に滞在した。「どんどんうまくなり、大人のスピードに付いてくるようになった」と滝さん。当時の片山選手から「世界を目指そう」という雰囲気は感じなかったが、「いつも最後まで1人で滑っていた。本当にスノボが好きだった」と振り返る。
 片山選手は中学から屋内施設を求めて愛媛県に移ったため、交流は途絶えた。滝さんが次に片山選手の滑りを目にしたのは、2015年ワールドカップで優勝した演技の映像。「すごい世界に行ってしまった」と驚いた。特に印象深いのはエア(空中動作)の高さ。「海外選手の映像を見ながら『エアは高くないとだめだよな』と話したことがある。今では来夢の大きな武器になっている」と感慨深い。
 滝さんが一緒に滑ったのは片山選手の小6春が最後だ。「今度は、メダリストになった来夢と一緒に滑りたいね」。「自慢の“弟分”」が大舞台で大きく飛躍することを願っている。

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