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秋季高校野球静岡県大会決勝 御殿場西―清水桜が丘

(2018/10/7 08:18)
御殿場西―清水桜が丘 優勝を決め、喜ぶ御殿場西ナイン=あしたか球場
御殿場西―清水桜が丘 優勝を決め、喜ぶ御殿場西ナイン=あしたか球場

 ▽決勝
 御殿場西(東部4位) 
 01100100111―6
 00000004010―5(延長11回)
 清水桜が丘(中部2位)
 ▽三塁打 森下(清)▽二塁打 夏賀(御)小川(清)▽暴投 高田(御)▽野選 小川(清)
 ▽試合時間 2時間57分

 【評】御殿場西が延長戦を制し、清水桜が丘を退けた。
 御殿場西は夏賀の6安打の活躍などで小刻みに加点した。だが、22安打を放ちながら19残塁とかみ合わず、流れをつかみ切れなかった。八回に左腕高田が4四球と乱れて一時は逆転を許した。同点で迎えた延長十一回、高田の四球などで2死二塁とし、夏賀の適時二塁打で勝負を決めた。
 桜が丘は主戦敦賀が走者を背負いながらもピンチを最少失点でしのいだ。接戦に持ち込んだが、及ばなかった。

 ■御西27年ぶり栄冠 夏賀が決勝打
 22安打と御殿場西打線が猛威を振るった。けん引したのは長短6安打のリードオフマン夏賀。「きれいなヒットじゃなく、勝てるヒットを心掛けた」と、全安打を中堅から逆方向にはじき返し、「力まず素直にバットが出た」と胸を張った。
 一方で築いた残塁は19。森下監督は「野球が下手。攻め切れてない」と反省材料ばかりが口を突いた。攻めても得点につながらず、接戦に持ち込まれるいわば負けパターン。それでも負けなかったことに意味がある。新井主将は「悪いところがたくさん出た。でもやり切る、勝ちきることができた」と、自信を積み上げた。
 常葉菊川(現常葉大菊川)を2007年、選抜優勝に導くなど甲子園勝利数で県内最多13勝の名将森下監督が就任して3年目。「監督のもとで野球をやりたい」と入学を決めた“1期生”たちが躍動し、27年ぶりの優勝を成し遂げた。指揮官は「勝てない苦しい時期もあったが、成果として出してくれた」とナインを評価した。
 東部地区の高校は1995年夏の韮山以来23年間、甲子園から遠ざかっている。今大会の優勝で、停滞に風穴を開けた御殿場西。夏賀は「自分たちが東部を引っ張っていく」と、気概を胸に東海大会に乗り込む。

 ■清水桜が丘が終盤、粘りの反撃
 清水桜が丘は御殿場西に22安打を浴びながら必死に耐え、終盤の反撃につなげた。一回1死満塁のピンチは二塁小林を起点にした併殺で乗り切り、五回2死満塁の場面は敦賀が変化球で緩急を付けて三振を奪った。チームが掲げる「全員野球」でピンチを最少失点でしのいだ。172球で完投した敦賀は「野手やベンチに助けられた」と感謝した。
 八回の攻撃では、四球や盗塁、主将小川の適時二塁打などで4得点し、一時は逆転する粘りも見せた。曲田監督は「優勝したかったが、この借りは東海大会で返したい」と次の舞台を見据えた。
 

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