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秋季高校野球静岡県大会準決勝 御殿場西―静岡

(2018/9/24 07:45)
御殿場西―静岡 9回表御殿場西無死一塁、新井がこの日5本目の安打を放つ=草薙球場
御殿場西―静岡 9回表御殿場西無死一塁、新井がこの日5本目の安打を放つ=草薙球場

 ■御殿場西 26年ぶり東海切符
 ▽準決勝(第1試合)
 御殿場西(東部4位)
 006010101―9
 000010200―3
 静岡(中部5位)
 ▽二塁打 夏賀、新井(御)
 ▽守備妨害 鈴木陸(静)
 ▽試合時間 2時間35分
 【評】御殿場西が序盤の大量リードで主導権を握った。
 三回に阿佐野、新井、内海の3連打で先制し、四球と相手の失策も絡めて6点を奪った。打線は毎回の16安打。先発の左腕高田は打たせて取る投球で3失点に抑えた。夏賀らの好守も光った。
 静岡は投手陣が御殿場西の勢いを止めきれず、打線も12安打したが得点に結び付かなかった。

 ■積極性と選球眼の16安打
 甘い球は早いカウントでもためらわず強振し、ボール球には手を出さない。御殿場西打線は積極性と選球眼の両方を兼ね備えていた。昨秋の王者静岡から奪った9点は、各打者が打席で求められる役割を全うした結果だった。
 ハイライトは三回だ。先頭の阿佐野は3球目を右前に、続く新井主将は初球を打って左前に運んだ。1年の4番内海は内寄りの直球を振り抜き、先制の左前適時打。末吉と高田はいずれもフルカウントから押し出しの四球を選んだ。「とにかく次につなぐ意識だった」と末吉。1死満塁で仕掛けた渡辺のスクイズは静岡の失策を誘い、3点が転がり込んだ。
 一、二回は得点圏を三振で逸し、森下監督は「三振は何も生まれない。とにかく粘れ」とげきを飛ばしていた。5安打した新井は「長打は出なくても単打でつなぐことができるチーム。一人一人が打席で工夫できた」と胸を張る。
 今春には選抜大会出場を控えた静岡と練習試合を行い、御西ナインには目指すべき姿として映った。「静高に勝って東海を決めたのは選手にとって大きい」。指揮官は教え子の躍進に目を細めた。

 ■静岡失策響き 序盤に6失点
 失策や四球が絡み、三回に大量6失点を喫した静岡。主導権は完全に御殿場西に渡った。伸び伸びと好プレーを連発する相手に対し、静岡は守備、走塁で記録に残らないミスも出た。打線は12安打で3得点。大差を追う展開で強攻策を取ったが実らなかった。樋口は「(自分たちの)悪いところが出過ぎなくらい出た」と悔しがった。
 それでも最後まで諦めず、全力プレーを貫いた。七回2死で7点差。コールド負け寸前で一走樋口が二盗、三盗を決め、3連打で2点を返す意地を見せた。「負けから学ぶことも多い」と小岩。片平主将も「くよくよしても仕方がない」と切り替えた。樋口は「次が大事。1週間しっかり準備する」と、東海大会の残り1枠を全力で取りにいく。

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