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J1磐田の松本「感謝と勇気、福島へ」 3・11大宮戦へ決意

(2017/3/8 17:20)
福島への思いを胸に、Jリーグ通算100試合出場がかかる11日の大宮戦に向けて調整する松本=ヤマハ大久保グラウンド
福島への思いを胸に、Jリーグ通算100試合出場がかかる11日の大宮戦に向けて調整する松本=ヤマハ大久保グラウンド

 サッカーができる喜びを胸に、ピッチに立つ。J1磐田の松本昌也(22)がJリーグ通算100試合目になる11日の大宮戦は、東日本大震災が起きた日に初めて戦う試合。福島のJFAアカデミー時代に被災したMFは「3・11は特別な日。苦しんでいる人を勇気づけるプレーや、お世話になった人に頑張っている姿を見せたい」と第二の故郷への思いを込めて挑む。
 中学1年から4年間、福島で過ごした。「たくさんの人の支えがあったからこそ今がある」。被災地への思いは震災から6年を迎える今も変わらない。
 震災後、福島第1原子力発電所に近いアカデミーの練習場だった「Jヴィレッジ」は原発事故の対応拠点となり、閉鎖された。チームは御殿場に拠点を移し、慌ただしく福島を離れた。
 津波で自宅を失った同級生がいた。長期の避難所生活を強いられた知人もいる。「自分も大変な経験はしたけど、それ以上に苦しんでいる人がいる」。サッカーに打ち込める日常の有り難さを感じながら、プロ生活を続けている。
 2013年に当時J1だった大分に入団。4年間でJ2、J3でもプレーした。磐田に加入した今季は、攻撃の切り札として開幕2試合で途中出場した。「試合に出られることがうれしいし、ありがたい。勝利のために精いっぱいプレーする」。特別な日に節目の試合。気持ちは高まるばかりだ。

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